TOP > CD、DVDプレスのTRAP 東京店 日記 > 紙類(ジャケット等)の印刷について
本日は印刷物に関してお話したいと思います。
CD,DVDで使用されるジャケット類の印刷方法には大きく分け
・オフセット印刷、
・オンデマンド印刷
の2種類ございます。
オフセット印刷は大量生産、オンデマンド印刷は少量生産にむいております。
オフセット印刷は家庭用のプリンターと異なりCMYKの版を作成し印刷を致します。
パソコンで作ったデータを印刷業者に回したらまったく違う色味で仕上がってきた・・・
と言う経験をお持ちのお客様もいらっしゃると思います
それはパソコンの画面がRGBで表示されるのに対し印刷はCMYKで行われる事で出る色の差異が主な原因です
簡易的なプリンターで出力した見本もオフセット印刷と根本的に印刷方法が異なる為、差異が発生します。
傾向としましてはオフセット印刷の印刷物は、パソコンやプリンターで出力されたものに比べ色が抑え目で出るようです(色の種類により違う為断言はできませんが・・・)
では仕上がるまで色は確認できないのか?
そんなことはありません
そのために色校正があります。
実際の印刷機を使用し見本刷りを行う事が可能です
印刷機を動かす為20000円/回~程料金がかかります。
・・・がジャケットデザインで色の出方が肝になっている場合、やり直すことに比べれば安いのではないでしょうか?
紙の種類(マット紙、など)や、加工(エンボス加工、PP加工)により色味の変化も御座います
考え出すと眠れなくなる印刷の世界、余りナーバスに考えすぎ無い方がよいかもしれません -_-;
この他、細かいテクニックなどはこちらに掲載しておりますのでご参照ください
http://www.trap-d.biz/tips/tips01.html